来年(2022年)ヤマハから発売される新型後ろチャイルドシート、「hug seat(ハグシート)」をご紹介します。
親にとって、子供の安心安全は一番に考えてあげたいものですよね。ハグシートはお子様の安心安全に大きく貢献してくれる強い味方になること間違いありません。
尚、このハグシートは2022年に発売されるヤマハのPAS Babby un SP、PAS Babby un coord、PAS Kiss mini un SPにしか取り付けできませんのでご注意ください。
この記事の内容
- hug seat(ハグシート)とは
- hug seat(ハグシート)の特徴
-対象年齢、対象体重について
-hug seat(ハグシート)の主な特徴5つ - 注意!hug seat(ハグシート)は付けられる車種が限られます!
この記事を書いている僕は普段大手の自転車店で働いていて、今まで100台以上の電動自転車販売実績があります。
そんな経験をもとに、この「ハグシート」がどんな特徴を持っていて、どんな人におすすめなのかを紹介しますので、
ぜひ購入の参考にしていただければと思います。
hug seat(ハグシート)とは
ハグシートとはヤマハから発売される2022年モデルの最新後ろチャイルドシートのことです。
このハグシートはヤマハから発売されているチャイルドシートの中でもハイエンド。
要するに「イッチバンいいやつ」と言う位置付けです。
ハグシート公式サイトはこちら
製造しているのはOGK技研という日本の自転車用チャイルドシートの最大手。
それだけに子供の安全性を第一に考えられた、間違いのない製品と言えるでしょう。
後ほどより詳しく解説しますが、ハグシートにはにはこんな機能が盛り込まれています。
- 270の角度で頭を保護してくれるヘッドレスト
- 装着が簡単なマグネットバックル
- ゆったりとした広い座面
- カバー付きバックポケット
- 折りたたみ機構付き
ひと昔前の子供乗せと比べると無茶苦茶進化してますよね。
僕が子供の頃のチャイルドシートといえばもっぱらこんな感じでしたから。😂
これをみると今のチャイルドシートの進化ってすごいですよね。
僕の時はこれにヘルメットも被ってなかったですから、母親が転けようものなら本当に僕もあぶなかったという感じです。😆
おかん。よお耐えた。
hug seat(ハグシート)の特徴
ここからはハグシートの性能や特徴について解説していきます。
対象年齢、対象身長•体重について
ハグシートに乗せられる子供の年齢や体格については下記に記しました。
対象年齢••••••1歳〜小学校入学まで
対象身長••••••身長115cmまで
対象体重••••••21.8kgまで
この全てに当てはまって初めて子供を乗せられます。
対象体重が21.8kgまでなのは自転車の荷台が最大積載重量27kgまでで、チャイルドシートそのものの重量が5.2kgだから、
27-5.2で21.8ということになっています。
hug seat(ハグシート)の主な特徴5つ
先ほどもご紹介しましたが、ハグシートの主な特徴は以下の5点。
- 270の角度で頭を保護してくれるヘッドレスト
- 装着が簡単なマグネットバックル
- ゆったりとした広い座面
- カバー付きバックポケット
- 折りたたみ機構付き
270度の角度で頭を保護してくれるヘッドレスト
自転車で事故にあってしまったり、転倒した時に1番保護しなければいけないのは頭部です。
自転車死亡事故の中でも、頭部の損傷による死亡は、死亡事故全体の約6割を占めていますから、それだけにヘッドレストはチャイルドシートの中で1番重要な部分と言えます。
このハグシートでは子供の頭部を270度の角度にわたって保護する機能が搭載されています。
万が一の事故や転倒の際にはこの子供の頭を囲うような守備範囲の広いヘッドレストが子供の頭部をあらゆる角度からの衝撃に備えています。
ヘルメットと組み合わせることでとても高い安全性を実現してくれることは間違い無いでしょう。
装着が簡単なマグネットバックル
脱着がすごく簡単になるマグネットバックルは今までなかった新機能です。
磁石の力を使ってシートベルトを固定するので、近づけるだけで固定されます。
今までの差し込み式のバックルと比べるとめちゃくちゃ簡単で楽な新機能といえますね。
「そんなに取り付けやすい作りになってたら簡単に外れちゃうんじゃないの??」
という声がきこえてきそうです。
それも大丈夫です。
マグネットで取り付けだあとは、しっかりと固定され、取り外しの際は赤いレバーを力強く引いてあげないと外れない仕組みになっています。
少し力強く引いてあげないといけないのは、子供が乗車中に勝手に外してしまわないようにするためです。
ゆったりとした広い座面
ハグシートでは子供が座る座面が拡大されています。
また、このチャイルドシートが取り付けできるPAS Babby un SPなどではリアキャリア幅が狭くなっているため、
子供がガニ股にならず、またがりやすい構造になっています。
この2つのアップグレードによって、チャイルドシートの窮屈さを解消してくれています。
子供の送迎に少し長い距離を走っている方や、少しでも快適に過ごさせてあげたいというパパ、ママには嬉しい機能ですね。
カバー付きバックポケット
ハグシートではシート背面にこのようなバックポケットが搭載されました。
ここに子供のちょっとしたおもちゃや、雨具、水筒、靴などを収納することができます。
ふたになるカバー付きのため、後ろに荷物を乗っけても落とす心配はありません。
子供を乗せるとどうしても荷物が多くなりがちですから、このポケットが活躍する機会はきっと多いはず。
折りたたみ機構付き
チャイルドシートの高さが駐輪やカバーをかけるときにどうしても邪魔になりがちです。
ハグシートは画像のように半分に折り畳む機構がついているため、
チャイルドシートの高さに困る必要がなくなります。
この仕様については、前作GRANDIA(グランディア)から搭載されていた仕様になりますので、
高さにお困りの方で、2022モデルのPAS Babby un SP、PAS Babby un coord、PAS Kiss mini un SP以外に取り付けたい方は、
GRANDIAの購入を検討しましょう。
注意!hug seat(ハグシート)は付けられる車種が限られます。
チャイルドシートの中でもトップクラスの安全性を誇るハグシートですから、子供の安全のためにつけたい人も多いはず。
だけど残念ながら、冒頭でもお伝えしたように、ハグシートは取り付けのできる車体に限りがあります。
ハグシートの取り付けが可能なのは専用の細身リアキャリアを搭載した下記車体のみ。
- PAS Babby un SP
- PAS Babby un coord.
- PAS Kiss mini un SP
上記車種の2022年モデル以外への取り付けはできませんのであらかじめご注意ください。
どうしてもハグシートを取り付けしたい場合は類似品のGRANDIAを選択しましょう。
以上にします。
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