
子供がもうすぐ幼稚園(保育園)に入園するし、送り迎えのために電動自転車が欲しいな。。
でも高い買い物だし失敗はしたくない。。私(と子供)に会う電動自転車を誰か紹介してくれないかな。。
この記事はこんな悩みを持つ全国のパパとママにささげます。
子供を持つパパ、ママにとって、電動自転車はめちゃくちゃ便利なもの。
ちょっとしたお出かけや送り迎えくらいなら、スイスイいける電動自転車の方が車よりも全然速くいけちゃいますしね。
車と比べて維持費も安く、お金もそんなにかからないのが電動自転車のいいところ。
ただ、いくら便利とはいえ子供の命を乗せるものですから当然「安全安心」が最優先と考えるパパ、ママがほとんどなはず。
「安全安心」な電動自転車を選ぶなら日本の3大メーカー(ヤマハ・パナソニック・ブリヂストン)がいいでしょう。
そんな子供乗せ電動アシスト自転車の記事をメーカー別に紹介していきたいと思います!
今日はヤマハ編です!
ヤマハの電動自転車について

モーターの製造や、楽器、そのほかいろんなジャンルでも有名なヤマハ。
実はこのヤマハこそが電動自転車始祖。一番最初に電動アシスト自転車を開発した企業なんです。
最初の電動アシスト自転車が製造されたのは1993年11月。「PAS」という名前で産声を上げました。
当然ながら当時はまだ電動自転車というものが世になかったため、法整備も整っておらず、法律上「第一種原動機付自転車」として扱われていました。
要するに、今で言う原付バイク。免許、ヘルメットが必要な乗り物だったんです。
そこから現在に至るまで、ヤマハの電動自転車は25年以上の歴史を積み重ね、進化を遂げた現在も、初代「PAS」の名を受け継いだ電動自転車たちがたくさんの人の足を支えています。
ヤマハ子供乗せ電動自転車の機能と特徴
ヤマハの子供乗せ電動自転車には以下の機能が盛り込まれています。
- SMART POWER ASSIST(スマートパワーアシスト)
- hug seat(ハグシート)
- Cocoon Room+(コクーンルームプラス)
- 15.4Ahの大容量バッテリー
順番に紹介していきます。
SMART POWER ASSIST(スマートパワーアシスト)

ヤマハの電動自転車の目玉機能とも言えるスマートパワーアシスト!
スマートパワーアシストはざっくり説明するとアシストの自動制御装置のようなものです。特徴はこんな感じ
- アシストモードを切り替えなくていい。
- 必要な時な必要なアシストをしてくれるからバッテリーの消費を抑えられる。
電動自転車の動力源はあくまでバッテリーですから、1回の充電で走れる距離には限界があります。
このスマートアシストモードに設定しておくだけで、何も触らなくても、上り坂など必要な場面になれば、強くアシストするようになります。
また、下り坂や平坦など強いアシストが必要ない場面になれば自動でバッテリー消費を抑えるようにシフトチェンジしてくれる、乗り手に優しい機能です。
ですからよっぽどの坂道に遭遇しない限りは、基本スマートパワーアシストモードにしておけばOK。
まどろっこしい操作は自転車側にやらせましょう。😆
技術的なお話を少しすると、スマートパワーアシストが可能なのは、車体に3つのセンサーが車体に組み込まれているからなんです。
- スピードセンサー(速度を測る)
- ケイデンスセンサー(ペダルの回転数を測る)
- トルクセンサー(踏み込みの強さを測る)
この上記3つのセンサーが、路面状況や乗り手から伝わるパワーを瞬時に察知して、快適なアシストを実現してくれます。
もちろん道路交通法の範囲内でね。
hug seat(ハグシート)

hug seatは2022年モデルから始めて採用された最新の後ろチャイルドシートです。
これまでの後ろチャイルドシートよりもさらに機能性が向上しています。それが下記。
- 頭部を270度保護してくれるヘッドレスト
- 🆕装着が簡単なマグネットバックル
- 🆕荷物を入れるポケット付き
- 駐輪スペースを取らない折り畳み機能付き
詳しくはこちらの記事で解説しています!

Cocoon Room+(コクーンルームプラス)

見た目のインパクトつよめのCoon Room+。PAS Kiss mini un SP に搭載されています。
Cocoonは日本語で繭(まゆ)。
その名前の通り、まゆに子供をすっぽりと包むように乗せてあげることができるのが特徴です。
ゆったりとした居住空間があり、長時間の走行でも子供はストレスを受けにくくなっています。前側のカバーもオープンするため乗せ下ろしも楽々です。
正しい使い方ではないので大きな声では言えないのですが、このCocoon Room+は荷物のを積むのにめちゃくちゃ便利です。
子供を乗せるくらいのスペースがあるくらいですから、そらそうですよね。
愛用者の僕の上司が「荷物めちゃくちゃ積めて便利だから、乗せるような子供いないけど次もPAS kissにしようかな」っていってました。😀
詳しい機能説明については公式サイトをご覧ください。
15.4Ah大容量バッテリー

電動自転車の命とも言えるバッテリーは容量が大きければ大きいほど良いというのが僕の持論なのですが、
ヤマハの子乗せつき電動自転車には15.4Ahの大容量バッテリーが搭載されています。
これは電動アシスト自転車のバッテリー容量としては最大級です(スポーツ電動を除く)。
この15.4Ahの一回の充電で、最大約75km走ることができます。めちゃくちゃ長いと感じられるのではないでしょうか?
75kmというと大阪城から滋賀県大津市まで行けるくらいの距離ですね。(ピンとこない)
走行距離が長いことのメリットは寿命が長いという点もあります。
メーカーによると、バッテリーの充電回数の限度は約700〜900回。それを上回る頃にはバッテリーの最大値が大きく低減しているため、交換を検討する頃になります。
バッテリーの交換をするとなるといくら安いものでも3万円。最近の12Ah以上のものだと4万円以上のものがほとんどです。
普通の12Ahくらいのバッテリーなら毎日のられる方でおよそ3〜4年で交換になるのですが、これでは1歳の子供を小学校入学までの5年強を1つのバッテリーでこなすことはなかなか難しくなってきます。
しかし15.4Ahあればよっぽどハードな使い方をしない限りは子供が小学校入学するまではなんとかもちそうです。
子供を乗せる電動自転車に乗る期間はせいぜい5年ちょっとくらいの人が多いでしょうから、この期間にバッテリー交換を一度も挟まないことが、トータルで見た時のコストを抑えられる秘訣になります。
その意味で、この15.4Ahのバッテリーは家計の強い味方にもなってくれるというわけなんです。
ヤマハ子供乗せ電動自転車のラインナップ
ここからはヤマハの子供乗せ電動自転車のラインナップを紹介します。
PAS Babby un SP

車体がコンパクトで、小柄な方におすすめなのがこのPAS Babby un SP(パスバビーアンスーパー)。
メーカー希望小売価格は165,000円 [消費税10%含む](本体価格150,000円、後ろチャイルドシート付き)
大きさは20インチでフレームもまたがりやすい設計になっていて、もしバランスを崩して転倒しそうになってしまった時も、すぐ足をつくことができます。
2022年モデルからは新モデルのチャイルドシート、hug seat(ハグシート)も搭載し、より安心安全に。
大きな樹脂製の前かごを備えているので、多少荷物が多くなってしまっても問題なし。
スマートパワーアシストによる優しい漕ぎ出しや、バッテリー切れの心配の少ない大容量バッテリーを搭載しているため、とにかく乗り手に優しい自転車です。
「電動自転車自体が初めて」という方や、「子供のを乗せるからとにかく安全安心を重視したい」方はPAS Babby un SPが最有力候補になることは間違いありません。
✔️PAS Babby un SPはこんな人におすすめ。
- 電動自転車自体が初めての人
- 子供を乗せて自転車に乗ったことがない人
- お住まいの地域に坂道が多い人
- 前かごにたくさん荷物を積む人
PAS Babby un coord.

2022年モデルから初めてラインナップに加わったのがこのPAS Babby un coord.(コーデ) 。
メーカー希望小売価格は168,300円 [消費税10%含む](本体価格153,000円、リヤチャイルドシート付き)
PAS Babby un coord.は少しお高めですが、基本性能はPAS Babby un SP そのままに、チャイルドシートやグリップ、サドルにレザーテイストの特別装備を配した満足度の高いプレミアムモデルです。詳細はこちら
「一生に一台しか買わない子供乗せ電動自転車なんだから、とにかくデザインにはこだわりたい!」という方にうってつけと言えます。
よく考えると、子供をのせて自転車に乗れる期間は人生の中でも本当に限られた時間しかありません。
歳の離れた兄弟がいない限り、長くても5年程度でしょうか。
そんなかけがえのない時間をより良いものにするために、こだわり抜いた自転車、PAS Babby un coord. を選ぶのも良いんじゃないでしょうか。
✔️PAS Babby un Coord.はこんな人におすすめ。
- レザーテイストのデザインが好きな人
- 一生に一台の子供乗せ電動自転車をこだわり抜きたい人
PAS Babby un

好きなチャイルドシートをつけられるモデルPAS Babby un。
メーカー希望小売価格147,400円 [消費税10%含む](本体価格134,000円)です。
他のPAS Babby un シリーズは、リアキャリアが特殊で専用のhug seat(ハグシート)しか取り付けられないのですが、
このモデルでは好きなチャイルドシートを選んでつけていただけます。
「チャイルドシートはもう持ってるから自転車だけ欲しい!」、「自転車の料金をなるべく安く抑えてチャイルドシートは別で検討したい!」
という方もきっといらっしゃるはず。
この無印PAS Babby unはそんな需要に応えています。
ただし、無印PAS Babby unはバッテリーが12.3Ahしかありません。
15.4Ahの大きなバッテリーを期待して購入すると、期待はずれを食らいますので注意してくださいね。
✔️PAS Babby unはこんな人におすすめ
- チャイルドシートはすでに持っている人
- チャイルドシートは別で検討したい人
- 価格を抑えたい人
PAS Crew

子供乗せ電動自転車としては珍しい24インチのPAS Crew(パスクルー)。
メーカー希望小売価格168,300円 [消費税10%含む](本体価格153,000円)です。
24インチと少し大きめのタイヤを着用しているため、夫婦での共用がしやすいことが特徴です。
大きさとデザインが、「チャイルドシートを外した後」のことまで考えられて設計されているため、普通の電動アシスト自転車としても使いやすくなっています。
「もう少しで子供はチャイルドシートを離れるんだけど、もう少しの間だけチャイルドシートをつけたい!その後も長く乗っていきたい!」
という方なんかには特におすすめです。
また20インチモデルと比較すると、タイヤが若干細くなりますので、前輪を挟んで入れるタイプの駐輪場に
駐輪していただきやすくなります。これが地味に嬉しい。😆
✔️PAS Crewはこんな人におすすめ
- 子供乗せ電動自転車を夫婦で共用したい人
- チャイルドシートを外した後も電動自転車に乗っていきたい人
PAS Kiss mini un SP

見た目のインパクト強目のCocoon Room+が特徴のPAS Kiss mini un SP(パスキスミニアンスーパー)。
メーカー希望小売価格170,500円 [消費税10%含む](本体価格155,000円)となっております。
上記でご紹介した、コクーンルーム搭載の前子供乗せタイプの電動自転車です。
1歳〜4歳までの小さなお子様がいる方におすすめです。チャイルドシートがハンドルと一体化させるタイプのため、
パパ、ママの足元がスッキリし、「膝にチャイルドシートが当たってペダリングの邪魔」っていう状態にならないことが特徴。
また、後付けでハンドルに引っ掛けて取り付ける前チャイルドシートをつけるよりも、ふらつきにくいので、
まだ頭の柔らかい小さなお子様を守ってあげやすくなるというわけです。
✔️PAS Kiss mini un SPはこんな人におすすめ
- 小さなお子様がいる人
- 膝下すっきりで自転車に乗りたい人
ヤマハの子供乗せ電動自転車を格安で手に入れる方法もある
[st-kaiwa6]ヤマハの電動自転車がすごく良いのはわかったけど高すぎるよ。。幼稚園の入園にもお金がかかるし、家計が火の車だわ。。。💦
こんな声が聞こえてきそうですね。
子育て家庭にとって電動自転車を用意する費用がかなり痛手になることは、子供のまだいてない僕でも簡単に想像がつきます。
電動自転車が欲しくなる時期って、入園などのお金がかかる時期とちょうど重なるんですよね。
それに電動自転車自体の値段もここ数年でどんどん上がってきていて、チャイルドシート付きの電動アシスト自転車と保険やその他アイテム類をまともに揃えると約20万円弱の費用がかかります。
「このダブルパンチはなかなかきつい。。💦 欲しいは欲しいんだけど、わざわざ電動じゃなくても良いかな。。。」と諦めてしましそうになる気持ち、すごくわかります。😌
でももし、電動自転車が数千円で手に入るとしたら。。 どうでしょうか??!!
電動自転車が数千円で手に入るなんてそんな上手い話あるわけないよ! 私知ってる! また騙そうとして。。💦
今度はこんな声が聞こえてきそうですね。 はい。そこまで上手い話ではないです。。
ただ、乗る時期が限られる子供乗せ電動自転車をわざわざ買わなくても良いんじゃないかというご提案です。
ご提案するのは電動自転車のレンタルサービス「Mom’s Bike Rental」という月額制でヤマハの電動自転車が借りれるサービスです。
最安月4950円で電動自転車を借りられるサービスになりますので、まとまったお金を作るのが難しいという方は是非一度検討してみる価値ありだと思います。
必要な時期だけ電動自転車を使って、いらなくなったら返却する。とても合理的だですよね。
詳しくはリンクからどうぞ。Mom’s Bike Rental
今日はここまでにします。
コメント