俺は自転車をガチで始めてから3年間ほどになる。
比較的機材に頓着のがない方だから、各部品については
知り合いに勧められたものを言われるがまま使っていたり、
先輩やチームメイトが使ってるやつをそのまま真似して使っていることが多い。
そんな俺だけどタイヤについてだけは別で主体性を持って、あれやこれやといろんな試行錯誤をしてきたつもりだ。
定番メーカーばっかりだけど。😆
自転車歴が浅いだけにまだそこまで数多くのメーカーを履いてきたわけではないんだけど、現状Vittoriaが現状の結論に至っている。
この記事ではそのVittoriaが放つフラッグシップロードタイヤのCORSAを現行モデルGRAPHENE2.0とひとつ型落ちのCORSA G+で比較していく。
目次(クリックでジャンプ)
CORSA G+は型落ちだけどまだ手に入る
[st-kaiwa1]CORSA G+って型落ちでもうないんじゃないの?どうやって手に入れるの?[/st-kaiwa1]
CORSA G+は2016年発売のタイヤで、現在型落ち製品となる。
そんなものをどうやっててにいれるねん。と言う彼のような疑問を持つのは非常に自然なことだ。
入所方法はある。
海外通販を利用いただくことだ。
俺が使ったのはMerlin Cycle って言うイギリスのショップだ。(画像クリックで商品ページにジャンプ)
このサイトを使えばCORSA G+時代のタイヤがクリンチャーとチューブラーどっちも購入できるから、
一つ前のタイヤを買いたい人はここを使ってもらえればと思う。
多分だけど型落ちにつき在庫限りだからお早めに。
あと海外通販を利用すると出荷から手元にとどくまで概ね2週間くらいかかる。(コロナ禍ではもっとかかる。1ヶ月くらい。)
「タイヤがダメになりました!」ってなってからの注文ではしばらく自転車に乗れなくなるからそこも注意が必要だ。
大人しくAmazonを使おう。高いけど
2本セット Vittoria ヴィットリア CORSA コルサ クリンチャータイヤ700c FULL BLACK(フルブラック) Clincher Tire (700×25c) [並行輸入品]
それぞれの性能比較
先にも書いたけど、CORSA G+は2016年発売のタイヤでCORSA GRAPHENE2.0の新型は2019年に発売されている。
その3年間の間にどんなアップデートがあったのか気になるところではあると思う。タイヤにおける重要なスペックを以下の表で比較した。
下記表が2つのタイヤのスペック比較になる(チューブラー)
CORSA G+(旧型) | CORSA GRAPHENE2.0(新型) | |
コンパウンド | GRAPHENE1.0 |
GRAPHENE2.0 |
重量 | 265g(カタログ値) | 290g(カタログ値) |
ケーシング | コットン | コットン |
TPI | 320 | 320 |
インナーチューブ | ブチル | ラテックス |
こうやって二つのタイヤのスペックを表にすると両者のスペックの違いはほとんどみられない。
重量の若干の違いと、
唯一の大きな違いは使用されているコンパウンドがGRAPHENE1.0(G+)なのかGRAPHENE2.0なのかの違いだ。
1.0と2.0は何が違うねんと言う話なんだけど、
GRAPHENE2.0では1.0の時と比較してもコンパウンドの内容物そのものは変わっていないそうだ。
違いとしてはそのコンパウンドの活用法を変えることで直進するときは直進するためのコンパウンドが活躍し、バイクを倒して曲がるときは曲がるためのコンパウンドが活躍するといったように、
コンパウンドの用途に応じてよりメリハリをつける仕様になったとのことだ。この技術を4Cと言うらしい。
チューブの違いがタイヤの性質を大きく変えている(インプレ)
完全にチューブラーの話になってしまって申し訳ないけれど、
GRAPHENE1.0と2.0の1番の違いは、俺は中にインサートされたチューブの違いが最も大きいと感じる。
コンパウンドも大事だけどチューブの方が明らかな違いを産んでいる気がしてる。
ブチルがなかに縫い込まれたG+の方が乗り心地が硬く、段差からもしっかりと振動を拾ってしまう印象。
その代わりに、トルクをかけた時やダンシングした時にしっかりとパワーを伝えてくれる印象がある。
空気の保持力も高い。
GRAPHEN2.0の方はラテックスを使用しているため、欠点としてはその空気の保持力が低いことにある。アワイチで使用したけど、走り出す時と走り終わった後を比べると、
手で触ってわかるくらい空気が漏れ出してしまっているほどだ。(走行時間8時間くらい、パンクはしていない。)
もちろんメリットもある。
カタログ値ではこっちのタイヤの方が重いんだけど、それにとらわれない漕ぎ出しが軽い印象がある。
また、乗り心地が柔らかく、振動吸収性が高いのかなとも感じた。
両者の使い分けとしては、
G+はロングライドや長距離のレース、エンデューロなどが向いていると思う。
GRAPHENE2.0はクリテリウムやヒルクライム。短距離のロードレースが向いていると思った。
[st-kaiwa1]それぞれに良さがあって、印象も大きく違うから二つとも現行にして欲しいね[/st-kaiwa1]
俺はG+が好み。再販して欲しい
こんなふうに書いてしまうと新しいものを受け入れて、自分をアップデートできない古臭い人間と思われてしまうかも知れないが、
CORSAにおいては 1個前のG+の方が俺は好きだ。
ぶっちゃけたことを言うと、両方を使い込んだ俺は両者の違いを極々微量に感じるものの、劇的な変化を感じることはできなかったからだ。
しかし脚が肥えてこない。。。
ともあれそうとなってくると、空気の保持性が高いG+の方が長い時間乗っても空気漏れの心配をする必要はないし
比較するとブチルチューブの入ってるG+の方が乗った時の硬い感じがしてガシガシ踏んでる感を生んでくれて気持ちいいから選ばない理由がない。
だからCORSA G+がメーカーから再販されて欲しいと切に願ってる。
ただVittoriaとしてもわざわざ技術を戻すようなことはしないだろうし、当然新しいものを売っていくのだろうから半ば諦めてはいる。
現状在庫として市場に出回っているものをストックしておくってのが俺にできる最善手といったところだ。
チューブラーは高い。。
コメント