1年ほど前から 赤羽雄二さんが考案した0秒思考を実践しています。
この0秒思考に人生を変えるほど効果があったのでご報告したくて書きました。
「これから0秒思考やってみようかな」と思っている人の参考になればと思いますので
ぜひ読んでいってください。
0秒思考とは
0秒思考は元マッキンゼーの赤羽雄二氏が編み出した思考トレーニングで、
A4用紙に次々にメモ書きをしていくことで思考スピードをあげ、
より深い思考ができるようになるというものです。
メモ書きのポイント
- 真っ白なA4用紙を用意すること(コピー用紙など)
- 1分以内に書き終えること(15秒まで延長可)
- 20字〜30字のメモを4〜6行書くこと
- 右上には日付を記載しておくこと(ex 2021-7-8)
- 思いついたこと、感じたこと、アイデアなど、綺麗に書こうとせず、浮かんだままに書くこと
- 1日に10〜20枚を目安に書くこと
かなりハイスピードで書かないと書ききれないので
最初は1分間で2〜3行くらいで言葉が止まって終わってしまう人も多いそうです。
でも1週間くらい継続すると、思いつく言葉が先行してしまい、
逆にペンが追いつかないくらいになります。
実際にやってみた
もともと字は汚い方なのですが、「1分間で書き切る」という制約があるため、
自分で認識できるギリギリの文字になっています。
なぜ0秒思考を実践したか 2021-7-8
- コミュニケーションをうまく取れるようになりたかったから
- ビジネスで結果を出せるようになりたかったから
- ビジネスで深い発言をできるようになりたかったから
- 思考力を身につけたかった
赤羽氏いわく、この「メモ書き」を3週間も続けていれば、
自分のコミュニケーション能力の向上が自覚できるようになるとのことです。
判断力と想像力が向上するため、人の話すことが瞬時に理解でき、
ピタッと相手の求める回答を想像できるようになるのだとか。
実際に、僕も初めて2週ほどで、その効果を実感し始めて、
職場での僕の意見に対して、以前よりみんな耳を傾けてくれるようになりました。
「1分間メモ書き」の効果
メモ書きを1年実践してみてこのような効果を実感しています
- 不安、モヤモヤがなくなった
- コミュニケーション能力が上がった
- 立場を変えて物事を考えられるようになった
- 少し頭が良くなったような気がする
効果その1 不安、モヤモヤがなくなった
「メモ書き」には脳内をクリアにする働きがあります。
日頃抱えている「不安に思うこと」や「モヤモヤすること」を
うかんだままに「メモ書き」に羅列していくことで、
今の自分の不安、モヤモヤの原因が可視化されます。
そうすることで自分が「どんなことに悩んでいて」、「何にモヤモヤを感じていた」のかを明らかにすることができ、
「あれ。こんなことでなやんでたのか。」と視野が広がり、心が軽くなります。
また、「メモ書きに」自分の抱えるネガティブな感情を書き込むことをその都度
行っていくことで、「自分の感情がどんな時に揺れ動くのか」という
癖を掴むことができ、コントロールすることができるようになります。
気持ちが不安やモヤモヤでいっぱいなとき、
一度「メモ書き」に書き出してみることをオススメします。
効果その2 コミュニケーション能力が上がった
「メモ書き」継続していくことで、人が話していることの重要な点、重要でない点の
区別がつけられるようになります。
要するに、相手の話を理解する力がつくということです。
人の話を理解してあげられるだけでなく、
その人の発した言葉のバックボーンを汲み取って「なぜその発言をしたのか」、
まで考えてあげる余裕が生まれるようになります。
話し相手が「言って欲しい言葉」をかけてあげることができるようになるため、
相手の心にピタッとパズルをはめ込むようなコミュニケーションが
できるようになるわけです。
その人との関係性も良くなりますし、気持ちのいいコミュニケーションが
できるようになるので、
人とコミュニケーションを取ることが楽しくなります。
効果その3 立場を変えて物事を考えられるようになった
メモ書きを続けることによって、物事をいろいろな立場、側面から
考えられるようになります。
僕のメモ書きの一例を紹介します。
将来、年金もらえそうか 2021-7-6
- 将来年金はもらえないかもしれない
- 僕ら若い世代にとってはいやだけど
- 政府を責めるのはお門違いだよな
- だって少子高齢化だしな、人口も減ってるし
- 今のうちにかせいどこ。。
ここでは今の若い世代が将来年金がもらえるのかについて「メモ書き」を
行っています。
以前の私なら「政府の政策が悪いから若い世代に年金がもらえないんだ!!」
といろいろ勝手に決めつけて批判していたかもしれません。
でも政府の立場になって考えたら「若い世代の年金の不安」の
一原因になっている少子高齢化の問題って
政府の手違いとかミスで生まれた問題
じゃないですよね。(もちろん何か対策は打つ必要はあると思いますが)
それに問題の原因を自分以外に求めても仕方ありません。
「メモ書き」を継続していくことで
問題が起こったときに「〇〇のせいだ!」
と決めつけてしまうことがなくなります。
たとえ、問題の原因が誰か人であったとしても、
「なぜそうなってしまったのか」、
「〇〇さんは本当に悪意でそんなことをしたのだろうか?」
と、立場を変えて、本当の原因や背景を考えられるようになります。
その上で「今自分がやるべきことは何か」を考えられるようになります。
メモ書きは人生を変える
0秒思考のトレーニング「1分間メモ書き」を始めるまでは僕の業務成績はダメダメで、
お客様に自分の伝えたいことが伝わらず、お客様をイライラさせてしまい、
クレームを貰いまくってました。
しかし「メモ書き」を始めてからは、今自分が伝えたいことを
要点をしぼってシャープに、順序立てて伝えられるようになり、
クレームをほとんどもらわなくなりました。
そればかりか、お客様に僕の説明が「わかりやすい」と言ってくださることも増え、
僕をあてにしてくださるお客様も増えました。
また、「今やるべきことはなんなのか」というテーマで「メモ書き」を随時走らせるように
なったため、仕事の優先順位付けが大変得意になりました。
そのおかげで業務成績は向上し、今では社内評価「A」ランクを頂いてます。
A4用紙とボールペンがあれば始められるめちゃくちゃシンプルなトレーニングですので、
ルーティンワークとしてぜひ取り入れてみてください。
最初1週間くらいで効果が出始めて、楽しくなってきますよ。
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