【2022年版】パナソニックのギュット・クルームRが新モーターで化けた

2022年モデルから新モーターユニットが搭載され、快適性が向上したギュット・クルームRシリーズ。

デザインもスタイリッシュでかわいくて、検討中の方も多いのではないでしょうか?

この記事ではギュット・クルームRについての性能の振り返りと、どういうところがいいのかをご案内していけたらと思います。

子供乗せ電動自転車を検討中の方はぜひ参考にしていってください。

目次

ギュット・クルームRの特徴

ギュット・クルームRシリーズの特徴は以下のようになっています。

なお、2022年モデルの目玉アップデートであるモーターユニットの特徴については次の見出しに譲ることとします。

  • 「Combi」と共同開発したクルームリヤシート
  • おしゃれでまたがりやすいU字型フレーム
  • 業界最大のバッテリー容量

一つづつ解説していきます。

「Combi」と共同開発したクルームリアシート

ギュット・クルームRシリーズに標準搭載されているクルームリアシート。

これはベビーカーや自動車用のチャイルドシートで有名なブランド「Combi」とパナソニックのコラボによって開発されました。

チャイルドシートの専門ブランドとのコラボレーションだけあって、安全で便利な機能が盛りだくさんです。

  • ヘッドレスト部にエッグショックを使用
  • 日差しから守ってくれるサンシェード付き
  • ベルトの長さ調整が楽々になるクイックアジャスター
  • 純正チャイルドシートカバー

ヘッドレスト部にエッグショックを使用

チャイルドシートを選ぶ上で、鍵となるのは頭部がしっかりと保護できているかどうか。

ギュット・クルームR・DXに搭載されているクルームリアシートにはエッグショックというものがヘッドレストに採用されています。

エッグショックとはCombiが独自に開発した「赤ちゃんの柔らかい頭を保護する」ための衝撃吸収剤です。

従来のヘッドレストよりも衝撃吸収性が3倍高いため、万が一の事故や転倒の時にも子供の頭をしっかり保護してくれます。

名前の由来は、文字通り「卵を落としても割れないほどの衝撃吸収」とのことですが、実際に地上3mの高さから卵を落としている動画を見つけました。

出典:Combi


ご覧になられましたでしょうか??

結構な高さから落としてますが、卵が割れなかったです。

これなら安心して子供の頭を任せられそうです。

ただし、このヘッドレストに360度頭が囲まれているわけではないですから、転倒時のリスクが0になるわけではありません。
ヘルメットは被せてあげてくださいね。

日差しから守ってくれるサンシェード付き

チャイルドシート上方についているサンシェードはさっと広げてあげるだけで使える便利なアイテム。夏場は特に重宝します。

近年の夏の暑さは尋常じゃありませんから、パパママ的には嬉しいアイテムですね。

後ろのチャイルドシートに子供を乗せていると、常に見てあげらるわけではありませんし、直射日光を避けてくれるようなアイテムがあると、「子供が後ろで熱中症になっていた!」なんていうリスクを低減してくれます。

熱中症とまではならないまでも、直射日光を回避することでより快適な環境になることは間違いありません。

ベルトの長さ調整が楽々になるクイックアジャスター

パナソニックのクルームシートシリーズに搭載されている子供のシートベルトの長さ調節は、あえての手動式

最近のチャイルドシートはもっぱら自動巻取り式がのものが多いのですが、あえて手で引っ張って巻き取る形にしています。

それは手でシートベルトのキツさを調整してあげた方が、子供にとって苦しくなく、ちょうどいい長さに調整してあげやすいからです。
自動巻き取り式だと、シートベルトで締める強さがどうしてもチャイルドシート側に依存してしまうため、安全でかつ程よい締め具合を実現しにくいという弱点があるのです。

「手動式なんてめんどうなんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、問題ありません。

手動式とはいっても、股ベルトの下にあるクイックアジャスターを引っ張るだけでシートベルトが締まる仕組みになっていますし、肩ベルトを伸ばすときだって、股下のボタンを押しながら引っ張るだけの簡単な仕組みになっているからです。

使い勝手が良くて、子供にも優しいシートベルトなので僕個人的には、一番使い勝手の良いポイントかなと思っています。

純正チャイルドシートカバー

紫外線予防や、急な雨の時に重宝するのがチャイルドシートカバー。

純正のものなら取り付けも簡単で、使い勝手も抜群です。

雨が降りそうな時は駐輪の時にもカバーをかぶせておいてあげると、クッションにも水が染み込まないので、次乗る時も快適です。

おしゃれでまたがりやすいU字型フレーム

ぱっと見おしゃれな、ギュット・クルームRですが、そのおしゃれを作っている1番の立役者はなんと言ってもこのU字型フレームです。

流れるようなフレームの曲線美がなんとも言えないエレガントな雰囲気をかもしています。

もちろんこのU字型フレームはおしゃれなだけではありません。

車体中央部がグッと低くなっているので、かなり足通りが良く、ストレスなく簡単にまたがることができます。

スカートなんかを履く機会の多いママにはこれはとてもうれしいきのうですね。

業界最大のバッテリー容量

ギュット・クルームRに搭載されているバッテリーは16Ahとかなり大容量

子供乗せタイプの電動自転車としてはヤマハやブリヂストンを含む3大ブランドの中でも最大です。

バッテリー容量が大きいため、一回の充電で走れる距離が最大86kmとかなり長いです

そのため、バッテリーの充電回数も抑えることができ、めんどうな充電を毎日したり、高価なバッテリーを何度も買い替えたりする必要がありません。

自転車本体価格を見ると、結構高額な感じがするかもしれませんが大容量バッテリーのギュット・クルームRシリーズを選ぶことで、トータルで見た時の費用を抑えることができるのは優れた点ですよね。

アップグレードされたモータユニット「カルパワードライブユニット」

2022年モデルのギュット・クルームRにはパナソニックが新開発した「カルパワードライブユニット」が搭載されています。

カルパワードライブユニットの良いところは下記

  • 2軸モーターとして業界最軽量
  • 急発進しない安心の漕ぎ出し

カルパワードライブユニットが搭載される前の去年のギュット・クルームRの車体重量が33.1kgであったのに対して、2022年モデルのクルームRは31.9kgと1.2kgの軽量化に成功しています。

これはモーターの軽量化による部分が大きといえます。

1.2kgというと、タウンページ一冊くらいの重さになります。
自転車に積んでるタウンページがあるのとないのとでは。漕ぎ味に大きな違いが出るということが感覚的にわかる方がほとんどなのではないでしょうか。

また、急発進しないというのも、子供を乗せるという点で考えると安心できます。

ギュット・クルームR・DXがオススメです

ここまでギュット・クルームRについて解説してきました。

2022年式ギュット・クルームRにはパナソニックの子供を思う気持ちとお父さんお母さんに安心して電動自転車を選んでもらいたいという気持ちが込められています。

僕も自転車店で働いていて多くのお客様に電動自転車の案内してきた経験がありますが、このギュット・クルームR シリーズは自信を持っておすすめできる自転車です。

中でももし選ぶならギュット・クルームR DX(デラックス)がいいでしょう。

ここまで紹介してきた機能性能が全部注ぎ込まれている至高の電動自転車です。おすすめです。

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この記事を書いた人

大阪府出身。1995年生まれの28歳。
大学生の時に初めてロードバイクを購入しハマる。
社会人1年目から本格的にロードレースに挑戦。JBCF E1
愛車はGIANT TCR ADVANCED SL DISCとあさひのママチャリ。

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