流行り病の影響もあり、三密回避のために有効なツールとして自転車業界はいま売り上げを伸ばしている。
メーカーからも自転車がなくなってしまい、品薄が続いてしまっている。そんな情勢をみると、不謹慎にも自転車系ブロガーの俺はビジネスチャンスを感じるわけなんだけど、これも経済活動だ。ZoomやUberを始め、業務成績を向上させた業態だってたくさんあるわけだから悪びれはしない。
今日はロードレースの年齢に関するお悩み相談的な記事にしていく。
[st-kaiwa4]私ももう40代か。。新しくロードレースに挑戦してみたいけど、もう若くないし体力的に不安だな。[/st-kaiwa4]
こんな悩みを持つ人はロードレースに限らず少なくはないはずだ。
この記事ではこんなことが解決する。
俺は今20代で今までレースに幾度となく参戦してきたけど、40代以上の人に負けた事なんて星の数ほどある。
この記事では具体的にどんなトレーニングを実施すればいいのかまで解説していく。
目次
年齢別に別れているので自分に合ったカテゴリを選べる
レースは大体カテゴリが別れている。それぞれ自分の実力に合わせて出場できる仕組みになっている。
以下の記事でもカテゴリについてとそのレベル感について具体例では解説してるからみて欲しい。
まずは自分のレベル感にあったカテゴリを選択して欲しい。
大抵の場合、初めて出場する人は一番初心者向けの走行距離短めのレースに出場することをオススメする。
レースに出場している人の年齢層。
以下が実際のレースの出場選手リストだ一般公開されているからリンクを載せておく。
名簿左の方に記載されているカテゴリC4のところまでスクロールして貰えれば、カテゴリの右側にU45、O45と記載があると思う。U45は45歳未満、O45は45際以上の人を指している。実に100人以上の出走者が40歳以上の方だから周りは血気盛んな若者ばかりということは決してない。
この中にはレース経験者もいるとは思うがこの記事の読者のように初心者の方もたくさんいてる。
どういうトレーニングをしていけばいいのか。
じゃあレースに出場できるフィジカルに持っていくためにはどうしたらいいのかという話だけど、
ズバリ
ベース作りで休日は100キロ以上走って、坂があれば L5で10分インターバル。 平日は3日以上ローラー台に跨りタバタ、クリスクロス、L5×4分 4セット、を実施。レストは1日(体幹トレあり)。これを1年継続すると強くなる。
こんな感じだ。。。。
頑張れ! 以上!
と言いたいところだけど、こんなことを実現できるのはほんのひと握りのプロに近いようなトップホビーレーサーだけだ。そもそも何言ってるかわからない方もいるだろう。
できる人はやってみて欲しい。 まじで最強になれる。
レース仕様の体に仕上げるトレーニングが重要
上記の冗談はよしとして、真面目にお答えすると、仕事に追われて時間のないサラリーマンや、人生史上運動経験のない方は、短い距離のレースに特化させる必要がある。
具体的な距離で言うと30km以内のレースだ。(体力に自信があるならともかく、レース初心者がいきなり30kmを超えるレースに出場することはあまりお勧めしない。)
これは俺の個人の感想なんだけど、30kmまでのレースなら、ベースの体力はそこまで重要じゃない。
ここからはそれを踏まえた上での話になる。
レースでは集団で走ることになる。集団の性質上、コーナーの立ち上がりや上り坂の出口で強いインターバルがかかる。
レースではその強いインターバルに耐え得る回復力を身につけていることが一番重要なのだ。
具体的にひとつ、メニューを紹介するとすると
パワーメーターをお持ちの方
自分のFTP×106%〜120%の強度で3分→レスト1分半 × 3 合計13分半
心拍計をお持ちの方
ペダルを回し始めて、1分後に自分の最大心拍に到達する強度で3分→レスト1分半 × 3 合計13分半
このトレーニングが非常に有効だ。
ウォーミングアップを含めても大体30分くらいで完結するから、ぜひ取り入れて欲しい。非常にきついがこれを平日2日と休日に1回50キロ以上のライドを行うだけでかなりレース仕様の体になるから試して欲しい。
まとめ
実際レース会場にはたくさんの人がいて、小学生も参戦しているし、60代以上のおじいちゃんだって参戦している。
レースはガチ勢だけのものじゃないのだ。
カテゴリ選定を自分に見合ったものにすれば全然楽しめる。
ただ、出場するからにはある程度結果も残したいと思う。
そんな方には上で紹介したトレーニングを実践してほしい。
あと若者に比べて30-40代の方は経済力で勝ってるから、機材で差をつけるのもいい。
ただ、あんまり硬い機材を選び過ぎて膝を痛めないようにお気をつけて。
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