現在僕は自転車店で働きながら現役の自転車レーサーとしての活動を4年働やっていて、どっぷり自転車漬けの生活でを送っています。
この記事では
[st-kaiwa3]ロードバイクを買ってみたいんだけどどんなのがいいんだろう?ロードバイクってなんだか専門的でむずかしいし。。高い買い物だから失敗したくないな。。[/st-kaiwa3]
こういったお悩みに回答いたします!
この記事を読むとわかること
- 初めてのロードバイクの選び方
- ロードバイクの価格がどれくらいか
- ロードバイクの他に必要なパーツとその金額
- ロードバイクを安く買うコツ
- コスパ抜群の筆者オススメロードバイク
さっそくいきましょう
ロードバイクとは
ロードバイクとはドロップハンドルと細いタイヤを搭載した、舗装された道をとにかく速く走るための自転車です。
乗車姿勢は前傾姿勢でそのスピードは人力最速とも言われるほど。 時速30kmくらいなら簡単に出せちゃいます。
元はレース用の自転車としてできたものですが、最近では通勤や通学、サイクリングや旅をするために使われたりと、どんどんカジュアルになってきていて、いろんな人が楽しめるものになっています。
ロードバイクとクロスバイクとの違いは??
よく混同されてしまいがちなロードバイクとクロスバイクですが、両車には明確な違いがあります。
まず分かりやすいところで言うと、ハンドル形状の違いです。
クロスバイクのハンドルは、横向きにまっすぐのフラットバーハンドルであるのに対して、ロードバイクのハンドルはより前傾姿勢を保つためにハンドルが下向きに曲がっています。これをドロップハンドルと言います。
ハンドル形状が違うことによって、クロスバイクでは姿勢が起きるため、ロードバイクと比較して楽な姿勢で乗ることができます。
そのほかにも、クロスバイクとロードバイクではタイヤ幅や車体重量が違うと言う点もありますね。ロードバイクだと押し並べて25cくらいのタイヤが一般的になりますが、クロスバイクの場合は28〜35cくらいのタイヤが一般的です。
タイヤの太さが太いほど、安定感や乗り心地の良さにつながりますが、逆に、地面からの摩擦抵抗が増えるためスピードは出しにくくなります。
重量の違いですが、ロードバイクはスピードを出すために極限まで無駄を削ぎ落とした設計になっているため、めちゃくちゃ軽いです。軽いもので6kgほど。重いものでも10kgちょいくらいしかないです。対して、クロスバイクは軽いものでも10kgはありますので、カジュアルで乗りやすい分、重量は重めです。
ロードバイクの選び方
ロードバイクの選び方について解説していきます。
ロードバイクを選ぶ際に重要なポイントは3つです。
- 体に合うサイズのロードバイクを選ぶ
- 使用用途を明確にする
- 予算を決める
体に合うサイズのロードバイクを選ぶ
ロードバイクを購入する上で一番重要なポイントです。
なぜなら体のサイズに適合していないロードバイクを選定してしまうと、乗車姿勢に無理が出てしまうからです。無理な姿勢で乗車すると、関節を痛めるリスクがありますし、落車のリスクも高まります。
ばっちりサイズのロードバイクを選定したいようであれば、自転車店に行って試乗して、スタッフさんにアドバイスをもらって選ぶのがいいでしょう。
同じサイズでも、実際乗ってみたサイズ感がメーカーごとに異なりますので「あのメーカーでMだったからこのメーカーでもMでしょ」と言う感じで選ぶことは避けましょう。改めて一度試乗してみてください。
もし、「お店に行くのが手間だな」と思う人はメーカーごとにホームページに身長に則した適応サイズが記載されてありますので、それを参考に選んでもらうのもいいですね。
あと、自分の体がSとMのちょうど中間の大きさに適合し、迷った時は小さい方を選ぶようにしましょう。
小さい方なら、サドル高の調整とステムの長さを変えてあげることで調整が可能なためです。小さいバイクの方が取り扱いがしやすく、走りやすい傾向があると言うのも小さい方を選ぶ理由です。それに、ステムやシートポストを長くして調整した方が、自転車としての見栄えも美しくなります。
ロードバイクのサイズ選びは、もっとも重要な項目になりますの慎重に。自分に合ったバイクを見つけていきましょう。
使用用途から選ぶ
使用用途によって選ぶべきロードバイクは違ってきます。
「毎日1時間くらいの通勤で使いたい!」、「休日に少し長めのサイクリングに出かけたい!」、「レースにも興味があってバリバリ走りたい!」など、ある程度使う用途を決めておくことで、選ぶべきロードバイクの※素材やグレード、必要な※コンポーネントのグレードが見つけやすくなるんですね。
ここからは目的別に選ぶロードバイクを紹介します。
素材)***下記で解説します。
コンポーネント)***ロードバイクの変速機やブレーキなどの総称。値段が高価なものほど、ブレーキの制動能力が上がったり、変速の段数となめらかさが増す。
フレーム素材について
フレームはロードバイクの一番土台となるパーツで、ライダーの力と体重を支える重要な役割を果たしています。
ロードバイクのフレーム素材はアルミ、クロモリ、カーボンの3種類あって、それぞれ以下の特徴を持ちます。
メリット | デメリット | |
カーボン | 軽量 カッコいい | 高価 割れやすい |
アルミ | 安価 | 衝撃吸収性が低い |
クロモリ | 乗り心地がいい | 重い 錆びる |
用途によってどの素材のフレームをを選べば良いのかが決まりますので下記で解説します。
用途別にロードバイクを解説します。
①通勤や通学で使いたい人
毎日の通勤や通学、距離にして5km〜20kmくらいで使いたい方にはアルミのロードバイクをおすすめします。
アルミロードバイクは金額にして8万円から10万円前後で購入できます。
エントリーロードと言われる入門者用のロードバイクになりますが、今までロードバイクに乗ったことない人にとってみれば、驚くほどにスピードがでますよ。
②休日に少し長めのサイクリングに出かけたい人
「休日にちょっと長めのサイクリングに出かけたい!」そんな方には「エンデュランスロード」の購入をオススメします。
エンデュランスロードは本格的なレーシングロードバイクに比べて車体の設計が衝撃吸収性能を高めるための設計になっているので、非常に優れた乗り心地を提供してくれます。「疲れにくい」と言うのも大きな特性の一つです。
価格はピンキリで、カーボンモデルのいいものだと100万円を超えるスーパーエンデュランスバイクもありますし、15万円ほどでも各メーカーからエンデュランスロードが発売されています。
グレードについてはご自身の財布と相談しましょう。
個人的にはもし100kmを超えるライドに挑戦したい方はカーボンの30万円前後のバイクを、長距離は走ってみたいけど100km未満しか走るつもりのない方には15万円前後のエントリーエンデュランスロードバイクがいいのではないかと考えます。
③レースにも興味があってバリバリ走りたい人
「レースに興味があってバイクのパフォーマンスがなるべく高い方がいい!」という方には本格レーシングバイクがオススメです。
レーシングバイクは押し並べてカーボン製でメーカーも研究開発に最もお金をかけているロードバイクになるため、非常に軽量で、操作性が高く、空気抵抗を抑える構造になっています。見た目がかっこいいものも多いです。
ただし前傾姿勢もキツくなるため、体幹の筋力に自信のない初心者の方には少し乗ってて肉体的な「辛さ」を感じてしまうかもしれません。
購入費用も最低30万円は必要になりますので、ある程度「乗り続ける覚悟」を持って購入を検討しましょう。
とにかく「速く走ること」を目的とし、具体的に「このレースに出場する」という決意のある方にはオススメします。
予算を決めて選ぶ
予算別に購入できる、ロードバイクのグレード感を紹介します。
予算10万円以下
予算10万円以下のロードバイクの場合、大手メーカーのエントリーモデルになります。初心者の人や、用途が通勤通学のみで、長距離走り込むことは考えていない人におすすめできる価格帯です。素材はアルミで変速段数は16から18段くらいの数になります。
※インターネットなどから5万円以下で購入できるロードバイクもどき、「ルック車」に注意してください。
予算10万円〜20万円
予算10万円〜20万円を用意できる場合、アルミの上位グレードからカーボンの入門用に手が届きます。変速段数は20段〜22段ですね。
エントリーロードバイクよりも変速段数も多く、乗り心地のいいロードバイクも増えてくる価格帯のため、ロードバイクが本来持つ疾走感が楽しめます。
予算が許すようであれば、初心者の方も予算10〜20万あたりのグレードを購入するのがいいですね。
予算20万円以上
予算20万円以上になると、素材は主にカーボン、変速ギアは22〜24段変速となります。
100キロ以上走る方やヒルクライム、レース志向の方が購入を検討する価格帯になります。
カッコイイデザインのバイクも多くなる価格帯ですので、デザイン重視で頑張って購入するのもいいんじゃないでしょうか。愛着も湧くと思います。
ロードバイクの購入場所
ロードバイクの種類とトレンド
ロードバイクの他に必要なもの
ロードバイクを安く買うためのコツ
ロードバイクを安く買うためのコツを紹介します。
型落ちを買う
スポーツバイクのお店に行くと、型落ち品が値段を下げて販売されていることがあります。
メーカーは毎年デザインや仕様の変更をするので、販売店は在庫消化のために値段を下げます。そこが狙い目なわけです。
でもぶっちゃけ、1年や2年落ちでバイクの性能が最新のものと比べてめちゃくちゃ大きく変わることってないので、もしそのデザインが気にいるなら超ラッキーなので「運命」とばかりに買ってしまうのもありかもです。
中古のロードバイクを扱うお店で買う
ローンを組む(あまりおすすめしない)
一応ですが、ロードバイクをローンで買うと言う手もあるといえばあるのですがあまりおすすめはしません。
金利手数料無料か年利1%以下のところを探して組むようにしましょう。
現役販売員兼レーサーの筆者がコスパ抜群のおすすめロードバイクをご紹介!!
[st-kaiwa5]記事全力作成中アップデートをお待ちください[/st-kaiwa5]
さいごに
ここまで初心者の方に向けてロードバイクの選び方について解説してきましたが、お気に入りのバイクは見つかりましたか?
準備ができたら早速乗り出してみましょう!
ロードバイクでいろんなところを旅すると、今までみたことない絶景や食べたことないグルメに出会うことができますよ😄
あなたにぴったりの一台をみつけて、旅にでかけてみてくさい。
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